春が近づいてきて、桜の季節がやってきます。
今回はスマートフォンでの桜の撮り方やスマホカメラの設定、その他スマホカメラと一眼レフカメラの写真の比較などご紹介します。
桜を撮る時は日が傾く前に撮ること!
桜はピンク色をしています。日が傾く頃だと太陽光の影響を受けてオレンジ~ピンク色が被ってしまい見栄えが悪くなります。
これはホワイトバランスを調整することで直すことも出来ますが、基本的には昼に撮る方が簡単な上間違いがないので無難でしょう。
なので、初心者の方は撮影は午前中~16時頃までが綺麗に写る時間だと考えていたほうが良いです。
桜は簡単なようで難しい被写体
桜って実はスマートフォンで撮るとなると難しい被写体なんです。というのも、スマートフォンでは背景をぼかせないために被写体に立体感がでなくて多くの花びらのせいで写真が全体的に”うるさい”感じに仕上がってしまいます。
ではどうしたらいいか?
いくつかアプローチがありますのでご紹介しましょう。
1.”桜の雰囲気”を伝える写真を撮ることを心がける
頭の中で桜をイメージしてみてください。多くの方が春の暖かな陽気と、綺麗な色をした花びらが瞬時に思い浮かぶのではないのでしょうか。
例えばこんな写真です。
桜だけでなく、晴天の空で空白をつくり、ピンクと青のコントラストが暖かな春らしさを表現しています。
これは一眼レフで撮影しましたが、スマートフォンカメラでも十分に表現できるレベルです。
2.マクロ(接写)機能を使う
全てのスマートフォンカメラにも付いているという訳ではないのですが、マクロで花を撮影すると綺麗に撮れます。
iPhoneやXperiaではガジェットとして電気量販店でカメラにつける”マクロレンズ”が売られているので春には用意して使うのも一つの手です。
今後も使い勝手がよいアイテムなので一つ持っておくと便利かもしれません。
3.桜を背景として撮影する
桜単体を撮るのではなく、桜をあえて背景を構成させる一部として使うことで雰囲気がぐっとよくなります。
特にこれは人と桜を撮る時には大事なことです。
初心者の方は意外とそのことを忘れがちなので頭の片隅において置くとよいでしょう。
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桜の色を残しつつ、青空も入れたい時にはHDRを活用すること!
まずはこちらの2枚の写真をご覧ください。HDRオフ
HDRオン
違いは一目瞭然ですね。
HDRがオフの場合だと、写真全体の明るさを空に基準を合わせてしまうために、手前にある桜や人物はより一層暗く写ってしまい、最悪も場合だと真っ黒になってしまいます。
HDRは前回書かせていただいたように「明るいところは抑えて、暗いところは明るくする」ということなので、今回のような「桜+空を撮る」ことに向いています。
ホワイトバランスを変えてみる
通常の桜の撮影であれば、ホワイトバランス(WB)の設定は「晴天」または「曇天」でよいでしょう。少し雰囲気を冷たい感じにしたいときには「蛍光灯」がオススメです。
これはアプリで後から編集することもできますし、ヴィンテージ風に加工する際にフィルターがそういう設定にしている場合もあります。
写真:加工前(WB:晴天)
写真:加工後(WB:蛍光灯)
雨の日の桜の日には冷たさを表現できるのでオススメです。
はやく桜を撮りたい!4月まで待てない!そんなあなたへ
伊豆の河津町の「河津桜」は例年2月上旬から咲き始めます。今年度は2月10日~3月10日の一ヶ月間「河津桜まつり」が行われているのでまだまだ間に合いますね。
恋人や家族など大切な人と一緒にお出かけついでに撮影してみてはいかがでしょうか。
アクセス:伊豆急行線「河津駅」から徒歩10分ほど。
公式サイト:http://www.kawazu-onsen.com/sakura/access.html
まとめ
今回の桜の撮り方の記事を読んで読者の方にはきっと桜の魅力を伝えられる写真が撮れることになったと思います。また桜が咲く季節になったときに記事を見返して復習してみるとよいでしょう。
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